※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。本サイトを経由した購入により、売上の一部が本サイトに還元されることがあります。 |
おすすめのミラーレス一眼カメラの記事に海外への長期旅行に向いたミラーレス一眼カメラについてご相談をもらいましたので、思案してみました。
今回、長期旅行で海外に行くため、思い出に素敵な写真をと思い、ミラーレス一眼を検討しています。
購入のポイントとしては、
・予算は10万円前後。
・軽量でコンパクト。
・景色(建物より自然をメインで取りたい、夜景や星空も)綺麗に撮りたい。
・料理を美味しそうに撮りたい。
・出会った人とも思い出として残したいので、自撮りが出来る。
・スマートフォンと連動がしやすい。
という事、
後、写真のアレンジ(トイカメラ風、魚眼風etc…に撮れる)も、魅力的です。
今回頂いたコメントのポイントは、やはり「長期旅行」ですね。
長期旅行で、建物より自然(夜景、星空含む)の撮影がメイン、料理を美味しそうに、自撮りもしたいということで、まとめています。
ミラーレス一眼カメラ選びでお迷いの方にも参考になると思いますので、是非ご覧ください!
※2017年12月9日:追加の質問を頂きましたので、回答&追記しました。
この記事の目次
要望について
まずは頂いた要望とそれに対しての考察です。
長期旅行向け
要望の中にもありますが、長期旅行となるとまずはやはり軽量でコンパクトであることが非常に重要です。
個人的には、レンズとボディを合わせて900g〜1kgを超えると、持ち運びが辛くなってくると思っています。
運動会などの短期決戦であれば、フルサイズの一眼に大砲のような白レンズを組み合わせて約1.7kgの重量のセットで臨むこともありますが、旅行やお出かけで1日中持ち歩くのはかなりきついです。
ミラーレスカメラは軽量のものだと250g程度、普通のもので300〜400g程度です。
レンズは性能や明るさなどによって重さがかなり変わりますが、300g以内のものを組み合わせると良いと思います。
そうすれば、カメラとレンズを合わせて600g〜700gに収まり、持ち運びも苦ではない重量になります。
ミラーレス一眼カメラは上位機種以外は比較的軽量ですが、より軽くしたいということでれば、センサーサイズの小さいマイクロフォーサーズシステムを採用しているPanasonic、OLYMPUSの機種がおすすめです。
- レンズとボディで700g程度に抑えると持ち運びが楽
- より軽くしたいということであればPanasonic、OLYMPUSの機種がおすすめ
自然の撮影
自然の撮影で重要なのは「解像感」だと思っています。
例えば、紅葉や新緑の葉を撮影したときに、細部までしっかりと描写されていると、写真を見た時に感動すると思います。
そのためには、解像感の高いレンズを選ぶことが重要です。
いわゆる写りの甘いレンズは避けたほうがよいでしょう。
また、夜景の撮影では、手ブレしやすくなりますので、手ぶれ補正機能があると安心して撮影できます。
手ぶれ補正は本体側に付いているメーカーとボディ側に付いているメーカーと分かれています。(両方に付いているメーカーもあります)
星空の撮影は難易度が高くなり、長時間露光(30秒といった長い時間シャッターを開いている状態)して撮影するのが一般的です。
そのため、手ぶれ補正でカバーするというよりは、三脚を使って固定して撮影するので、ブレが起こりにくい、しっかりとした三脚を使うのが基本です。
また、風景の撮影では広角のレンズがあると、より広い範囲を写せるのでおすすめです。
- 解像感の高いレンズを選ぶ
- 夜景は手ぶれ補正があると安心
- 風景撮影は広角レンズがあると良い
料理を美味しそうに撮りたい
旅行では、その土地々々の「食」も重要な要素ですよね。
料理を美味しそうに撮るなら、明るいレンズがあると便利。
雰囲気の良いお店だと、店内が暗い場合もあるので、暗いレンズだと手ブレしやすくなります。
手ブレに対しては、先ほどの夜景撮影と同様、手ぶれ補正があると安心です。
- 明るいレンズがあると良い
- 手ブレ補正があると安心
自撮り&Wi-Fi通信
自撮り機能はまだ付いている機種が少ないです。
上位機種はファインダーが配置されていて、チルトはするけど、自撮りできるくらいは開かないといったことが多いです。
CanonのEOS MシリーズのM5,M6,M100は上位、下位問わず自撮り対応しているので選びやすいですね。
Wi-Fi通信は付いている機種が多くなっているので、選ぶのに障害にはなりませんが、自撮りがある機種を選ぶのが結構難しいと思います!
おすすめの機種
それでは、上記の内容から導き出したおすすめの機種を以下に記載します。
【おすすめ機種1】EOS M6 レンズキット(シルバー) EF-M18-150mm
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M6 レンズキット(シルバー) EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM付属 EOSM6SL-18150ISSTMLK
まずはキヤノンのEOS M6です。
この機種はEOS Mシリーズの中でもほぼ上位機種と同じ機能を持っています。
この機種の良いところは、カメラ本体の高性能さもさることながら、高倍率ズームレンズがセットになっているところです。
旅行になると、食事の撮影から人物の撮影、建物、風景、夜景とかなり幅広いシーンで撮影を行います。
そんなときに助かるのが、広角から望遠域までカバーしている高倍率ズームレンズです。
これ一本あれば、風景や自撮りに適した広角での撮影から、料理といったテーブルフォトに向いた標準での撮影、遠くの被写体を引きつけて望遠での撮影とすべてのシーンに対応できるのがポイントです。
高倍率ズームレンズとはいえ、ミラーレス一眼のレンズらしく300g程度に抑えられているのもおすすめポイントです。
もちろん自撮り対応液晶、Wi-Fi+Bluetoothでスマホと簡単接続、優れたAF性能、トイカメラ風のフィルター機能付きです。
レンズも高倍率ズームレンズですが、描写性能は高いと評判で、手ぶれ補正機能も付いています。
長期旅行で、これ一本で済むというのが良いと思います。
【おすすめ機種2】EOS M100 EF-M15-45 IS STM + EF-M11-22mm
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M100 EF-M15-45 IS STM レンズキット(ホワイト) EOSM100WH1545ISSTMLK
次はEOS Mシリーズの末っ子にあたる、M100と以下の超広角レンズの組み合わせです。
Canon 超広角ズームレンズ EF-M11-22mm F4-5.6IS STM ミラーレス専用 EF-M11-22ISSTM
風景の撮影に超広角レンズがあるとかなり幅が広がります。
出来る限り目の前の風景を広く写し取りたいときにこの超広角レンズがおすすめ。
しかも描写性能も高く、評判も良いので、標準ズームレンズと合わせて持っていくと楽しく撮影できると思います。
また、自撮りするときに、超広角レンズだとしっかりと背景も入れて自撮りできるので、旅行での自撮りには超広角レンズがあると良いと思いますよ!
EOS M100はM6と近しい性能を持っていながら価格は抑えめなので、もう一本レンズを買う余裕も出るので、トータルすると良い選択だと思います。
高倍率ズームレンズが必要なければ、こちらのM100がおすすめです。
まとめ
ご相談頂いて思案してみましたが、トータルで見ると、キャノンのミラーレス一眼がベストだと感じました。
その他に、OLYMPUSのE-PL8やFUJIFILMのX-A3なども候補にありましたが、レンズのラインナップも鑑みると、キヤノンがいいのではないかという気持ちでいっぱいになり、キヤノンしかおすすめしていない結果になりました。笑
他のメーカーで気になっているものがあれば、またご質問くださいね!
おまけ
長期旅行ということなので、バッテリーパックが複数あると便利だと思います。
ミラーレス一眼カメラは一眼レフカメラと比べて電池持ちが悪いので、二つ持っていくと安心ですし、充電している間ももう一つのバッテリーで撮影することができるのでシャッターチャンスを逃すことがありません!
純正のバッテリーパックは比較的高価なので、社外品のバッテリーパックでもいいと思います。(レビューで評価の高いちゃんと動作するものを選ぶのがおすすめです)
【追記】本体+レンズのサイズ比較
コメントでの返信で、18-150mmの高倍率ズームレンズが店頭になかったということでしたので、カメラのサイズを比較できるサイトで比較してみました。
CameraSize.comより引用
機種はすべてEOS M6で、左から18-150mm、11-22mm、15-45mm、22mmを付けたものです。
結構差があるのが分かると思います。
特に高倍率ズームレンズの大きさと、単焦点レンズの小ささが際立ちますね。
【追記】画角の違いについて
150mmの画角がどんなものなのか、キヤノンのサイトにイメージがありましたので、参考にしてみてください。
↓こちらが18mmの画角で・・・
↓こちらが150mmの画角です。
↓参考に35mmはこのくらい。標準ズームレンズの45mmはこれよりもう少しズームできるくらいですね。
その他の焦点距離はズームレンズスペシャルサイト|キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMをご覧ください!
やっぱり高倍率ズームレンズは便利だなぁ。
おはようございます!!
分かりやすく記事にまとめて頂きありがとうございます。
相談前は、Canon eosm100とOLYMPUS PEN8で悩んでいましたが、Canonに決めました!!
そして、M6は私の候補に上がって無かったのですが、先日店頭で見て、凄く気になり始め心がM6に動いています!!
後はレンズで悩んでいる所です。
色々調べたり、聞いたりしましたが①M6の標準のレンズキッドに、超広角と単焦点を買い足す。
②M6の、高倍率のレンズキッドに、超広角と単焦点を買い足す。
で悩んでいますが(価格オーバーしてしまいますが)、このレンズの組み合わせはどうなのでしょうか?
高倍率の場合、超広角とのレンズ2つの組み合わせはどうかなと思ったりしてます。高倍率のレンズが店頭に無く、比べる事が出来なかったので、カメラ以外の相談になってしまいますが、ご返答できる範囲でよろしくお願いします。
渡辺さん
まずはメーカーが決まって良かったです!!
あともう少しです!!(^^)
M6のクラシカルなデザインは、実際見るとより格好いいですよね。
M100よりも操作ボタン等が多いので、少し慣れてきてからも扱いやすいと思いますよ!!
では、レンズについてですが、①、②それぞれの組み合わせについてまとめてみましたので参考にしてみてください。
———————————————
①標準+超広角+単焦点について
———————————————
こちらの組み合わせは何と言っても「コンパクト」さがポイントです。
すべてのレンズがコンパクトなので、どれを付けっぱなしにしていても邪魔にならず快適だと思います。
どれくらいの差があるかですが、カメラ+レンズのサイズを比較できるサイトで比較してみましたので、記事内の画像を参考にしてみてください。
レンズの焦点距離は、11-22mm、22mm、15-45mmなので、カバーしている焦点距離は11-45mmという超広角〜中望遠になります。
あとは、標準ズームレンズは15mmからスタートですが、高倍率ズームレンズは18mmからスタートです。
3mm分、標準ズームレンズの方が広角なので、少し広い範囲を写すことができるのもメリットですね。
———————————————
②高倍率+超広角+単焦点について
———————————————
この組み合わせの良さはなんといっても万能とも言える焦点距離の広さ。
コンパクトさは明らかに標準ズームレンズの組み合わせが上ですが、写せる範囲に関しては高倍率ズームレンズの組み合わせが圧倒的に上です。
超広角の11mmから望遠域の150mmまでカバーしているので、望遠域が必要であればこちらの組み合わせが便利です。
望遠域があれば良かったなぁ…という後悔をしたくなければこちらかもしれませんね!!
あとは、超広角から望遠域まであると、出来上がりの写真の幅広さにもつながりますね。
———————————————
【判断基準】
———————————————
考えるポイントとしては、「ズームレンズを付けっぱなしにする機会が多いか」と「望遠域が必要か」で判断するといいと思います。
22mm単焦点レンズはかなり小さくて、明るくて、写りも良くて、丁度良い焦点距離なので、付けっぱなしにすることが多くなると思います。
単焦点レンズを付けっぱなしにすることが多いのであれば、ズームレンズの大きさはさほど気にならないと思うので、高倍率ズームレンズを選ぶといいかもしれません。
ただ、単焦点レンズは当然ズームができませんので、「もっと広く写したい」「もっと大きく写したい」「遠くのものを撮りたい」となると、自分自身が前に行ったり後ろに行ったりしないといけません。(それが単焦点レンズの醍醐味でもあるのですが)
150mm(35mm換算で240mm)の望遠がどれくらいなのかは、キヤノンのサイトに載っているので一度見てみると参考になるかもしれません。
ちなみに、キットの標準ズームレンズは流通量が多く、中古店でも比較的安価に手に入りやすいので、あとから欲しいとなっても安心といえば安心ですよ!
———————————————
以上が考察してみた内容です。
どちらもいい部分があるので迷うところですね!!
また、お気軽にコメントくださいね!!