PowerShot G1 X Mark IIIを実写レビュー。気になる画質やおすすめポイントなどをレビュー!

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2017年の年末、キヤノンからすごいコンパクトデジカメ「PowerShot G1 X Mark III(G1 X Mark 3)」が発売になりました。

コンパクトデジカメなのにAPS-Cサイズの大型センサー搭載、広角側の開放F値2.8の明るいレンズ、3倍ズーム搭載、キヤノンのコンパクトデジカメ初のデュアルピクセルCMOS AF採用でスムーズなAFが期待できるとのこと。

これは欲しい!ということで、昨年末に購入しました。

PowerShot G1 X Mark IIIは、実際に購入して使ってみると、これは良い!っていうところと、イマイチ!というところが両方あります。

実際に使って気になった点や画質などを実際に撮影した写真も含めて詳細にレビューしますので、購入しようか悩んでいる方は是非参考にしてみてください!

※2018年4月3日:開封・外観レビュー追記

※作例は、PowerShot G1 X Mark IIIの作例。18枚の写真をコメントと合わせて紹介!で、おすすめのフィルター、レンズフードはPowerShot G1 X Mark IIIにおすすめのフィルター&レンズフードを紹介【写真あり】で紹介しています。合わせてご覧ください!

PowerShot G1 X Mark IIIの価格

PowerShot G1 X Mark IIIは、2018年4月現在11万程度の価格で販売されていることが多いようです。

私は2017年末に購入しましたので、年が明けて価格が落ちたらショックだな…と思っていましたが、意外と落ちることがなかったのでホッと?しています。笑

Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングと価格はそこまで変わりがありません。(2018年4月現在)

個人的には、マップカメラ(《新品》 Canon (キヤノン) PowerShot G1X Mark III [ コンパクトデジタルカメラ ] 【KK9N0D18P】)や、カメラのキタムラ(キヤノン PowerShot G1X MarkIII)など分割払いの金利を負担してくれるところで買うことも多いです。

自分は40,000円程度のレンズでも、12回の分割払いにして3500円ずつの分割払いにしたりしています。

月3500円だと少し高額な買い物をしても罪悪感が少ないのでおすすめです。笑

PowerShot G1 X Mark III 開封&外観レビュー

まずは開封レビューから。おすすめポイントなどが気になる方はさらっと飛ばしてお読みください!

PowerShot G1 X Mark IIIは箱もコンパクトでいい感じです。これは上部。

盛りだくさんな機能がアピールされています。

開けると保証書やマニュアルが入っています。

コンパクトなパッケージング。

主な付属品とPowerShot G1 X Mark III本体。

コンパクトでめちゃくちゃ可愛い。ミニチュアのEOSみたいな感じ。

手に取って第一声が「うわっ!可愛い!」でした。笑

小さいボディにぎゅっと詰まったこの可愛さ。是非体感して欲しい!

レンズキャップを外すとこんな感じ。

背面はこう。

ボタン類はEOSでよく見るボタンが並んでいる。

コントロールホイールもあるので、十字キーと合わせて使えて便利。

アイセンサー付きの電子ファインダー搭載。

露出補正ダイヤル付きで直感的に露出補正可能。

個人的にはアナログのダイヤルは設定していることを忘れてしまうことがあります…。

バッテリー&SDカードの挿入箇所。

バッテリーを入れるとこんな感じ。

バリアングル液晶を開くとこうなる。

バリアングル液晶を開くと、若干左側のストラップと干渉することがある。

起動するとレンズがせり出してきます。起動はそこそこ早い。

横から見るとこのくらい出てくる。

レンズフードやフィルターを付けたところは、こちらのPowerShot G1 X Mark IIIにおすすめのフィルター&レンズフードを紹介【写真あり】でも紹介しています。

外観を見ての感想は、まず可愛い!

普段デジタル一眼レフカメラを使っている自分から見ると、本当このサイズ感がたまらない。

ガジェット好きな人でもきっと欲しくなると思います。

PowerShot G1 X Mark IIIのおすすめポイント

それでは実際使ってみて感じたおすすめポイントを紹介します。

おすすめポイント1.圧倒時なコンパクトさ

まずはこれ!圧倒時なコンパクトさ。

もう圧倒的に小さい。買ったら手のひらに載せて写真を撮りたくなる。笑

自分が愛用しているデジタル一眼レフカメラのEOS 6Dと比べたら、このくらい違います。

6Dは絶対にポケットに入りませんが、PowerShot G1 X Mark IIIなら何とか入ります。(ファインダー部分が引っかかって入らないこともある)

上から見たらこんな感じ。PowerShot G1 X Mark III小さすぎです。

背面を比べるとこんな感じ。バリアングル液晶でも見た目はかなりすっきりしています。

ちなみにフルサイズミラーレスのα7IIと比較するとこれくらいです。

この小ささは、カメラを持ち運ぶというハードルをかなり軽くしてくれます。

一眼レフやミラーレス一眼だと、今日は持っていかなくていいか!って時でも、このコンパクトさなら、さっとカバンに入れて持っていけます。

小さいカメラは、可搬性に優れていることが大きなメリットですね。

おすすめポイント2.バランスの良い写り

写りについてはPowerShot G1 X Mark IIIの作例でも紹介していますが、かなりバランス良く写ります。

コンパクトデジタルカメラにしてはよく写り過ぎると言ってもいいくらいです。

晴天下での撮影であれば、PowerShot G1 X Mark IIIとEOS 6Dで撮影した写真を一瞬で見極める自信がありません。

もちろんよくよく見れば違いは分かるのですが、パソコンに取り込んだ写真をパッと見ただけでは、見間違えることもあります。

以下、特にRAW現像や修正なしの撮って出しJPEG画像です。

川に写った橋の描写もとても好みの感じ。EOSの描写力がこの小さいボディに詰め込まれている感じです。

錆びた鉄の感じも上手く再現できています。

何よりも背景のボケが綺麗です。開放F値がF2.8なので、背景ボケを使った表現もしやすい。

以下のような逆光でもフレアなどもあまり出ないので、外での撮影シーンでも安心して使えます。

以下の写真は完全に左上に太陽が写り込んでいますが、しっかりと描写しています。

以下のような明暗差のあるシーンでもしっかりと描写してくれます。

以下は店内でズームして撮影した写真です。

広角端では歪曲収差が見られましたが、望遠域ではかなり目立たなくなります。

細かい部分もしっかりと描写されていて、好感のもてる描写です。

PowerShot G1 X Mark IIIは、ズームできるので便利です。

というわけで二つ目のおすすめポイントはバランスの良い描写力。

おすすめポイント3.思い出を振り返りやすい

PowerShot G1 X Mark IIIには、撮影した写真をまとめてスライドショーのムービーにしてくれる機能があります。

この機能はキヤノンのミラーレス一眼カメラにも搭載されている機種もあるのですが、これが本当に便利だし楽しい。

保存するのに結構時間がかかるので、できるだけ読み込み速度の速いSDカードを使って少しでも速くなるようにすると良いと思います。

私は以下のページで紹介しているSDカードを使っていますが、読み込み速度も速く快適です。

Samsung microSDカード「EVO Plus」購入レビュー!容量は128GB,256GBがおすすめ

おすすめポイント4.バリアングル液晶が便利

バリアングル液晶は、高い位置や低い位置での撮影や、自撮り撮影に便利です。

特に今は家族でどこかに行くことも多いので、バリアングル液晶があると重宝します。

基本的にデジタル一眼レフカメラには35mmか50mmの単焦点レンズを付けているので、自撮りする時は必ずPowerShot G1 X Mark IIIを使います。

スマホの自撮り写真だと画質には期待できないので、あくまでも記録という感じになりますが、PowerShot G1 X Mark IIIなら画質に妥協せずに自撮りできるので、本当に良いです!

おすすめポイント5.スマホ連携のしやすさ

PowerShot G1 X Mark IIIはBluetooth対応なので、一度設定すれば、カメラ本体に触れずにスマホ側の操作のみで接続することができます。

家族に共有する際、その場でパパッと送れるので本当に便利です。

EOS 6DはWi-Fi対応ですが、接続するのが面倒で、共有するのが後回しになる…といったことが多かったです。笑

やっぱりこういう面倒なことはハード側の進化で解決するのが一番ですね。

おすすめポイント6.多彩な機能

ピクチャースタイルやNDフィルター、星空モードなど、デジタル一眼レフカメラのEOS顔負けの機能が盛り沢山です。

特に星空モードなど、撮影モードも充実しているので、星空や打ち上げ花火といった少し難しい撮影も難なくこなせます。

また、オート機能も充実しているので、家族に渡しても普通にすぐ撮影できるのも良いポイントです。

デジタル一眼レフカメラを使っていてカメラに慣れているユーザー、今までスマホで写真を撮っていたようなビギナー、どちらにもおすすめできる機種です。

おすすめポイント7.4段分の手ぶれ補正

PowerShot G1 X Mark IIIは手ぶれ補正も搭載されています。

私個人では日常使いは単焦点レンズが多く、あまり手ぶれ補正付きのレンズは使っていないのですが、やはりあると安心です。

PowerShot G1 X Mark IIIでは、気軽にスナップ撮影することが多いのですが、手ブレに関してあまり意識せずに撮影してもほとんど手ブレしていません。

また、動画撮影時にも手ぶれ補正が効くので、動画撮影も楽しくなります。

改善して欲しいポイント

おすすめのポイントはたくさんあるPowerShot G1 X Mark IIIですが、使っているとここがこうだったらいいなぁ…というポイントも出てきます。

自分の欲深さが恐ろしい…。笑

改善して欲しいポイント1.頭の出っ張り

PowerShot G1 X Mark IIIは、レンズと同軸に電子ファインダーが搭載されているのも良いポイントです。

ただ、その分本体の中心部分が出っ張っていて、これが邪魔なんです…。

この出っ張りが邪魔で上着のポケットに入らないことがあります。

個人的にはスナップシューター的に使いたかったので、光学ファインダーを外付けにして、出っ張りをなくしてもらえるといいなと思いました。

改善して欲しいポイント2.小さすぎる!笑

これは非常に悩ましいのですが、小さすぎてホールド感に物足りなさを感じるのです。

電子ファインダーをのぞきながら撮影するのが、小さすぎて困難です。

コンパクトさは最大のメリットでもあり、デメリットでもあると感じました。笑

PowerShot G1 X Mark IIIをメインで使用する方は特に問題ないと思いますが、デジタル一眼レフカメラを持っていて、PowerShot G1 X Mark IIIを買う方は、あくまでもサブとして使い分ける。というのが良いと思います。

改善して欲しいポイント3.アイセンサーの感度

PowerShot G1 X Mark IIIは、電子ファインダーと液晶をセンサーで自動で切り替えてくれます。

これは非常に便利なのですが、感度が良すぎて、液晶で撮影したいのに、電子ファインダーに切り替わってしまうということが頻繁に起きます。

個人的には電子ファインダーは切り捨てて、自動で切り替わらないように設定してしまうのも良いと思いました。

ミラーレス一眼とG1 X Mark IIIどっちが良い?

これは正直かなり迷うところです。

PowerShot G1 X Mark IIIはあくまでもコンパクトデジタルカメラなので、レンズ交換はできません。

おすすめなのは以下のような方です。

  • 今までミラーレス一眼などで標準ズームレンズのみを使っていた
  • とにかく少しでもコンパクトで画質の良いカメラが良い
  • 一眼レフやミラーレス一眼のサブカメラにする

個人的にはPowerShot G1 X Mark IIIを買って、新しいミラーレス一眼が欲しくなりました。笑

ミラーレス一眼カメラは以下の記事で紹介していますが、そちらとも良く比べて購入することをおすすめします。

おすすめのミラーレス一眼カメラを徹底解説。メーカー別・用途別に分かりやすく紹介!

まとめ

個人的には万人におすすめできる機種というよりは、しっかりと目的や用途が決まっていればおすすめできる機種という感じです。

是非一度手に取って見てください!

※作例はこちらのPowerShot G1 X Mark IIIの作例。18枚の写真をコメントと合わせて紹介!で紹介していますので合わせてご覧ください。

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