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ミラーレス一眼の購入を検討している方から、コメントで以下のご質問をいただきましたので、少しテスト撮影をしてみました。
ケージ(カゴ)の中に入ったインコにピントを合わせ、手前にある柵を消して見えるようにする方法も標準ズームで大丈夫でしょうか?
感覚的には近付いて少しズームすれば消えるだろうな、とは思うのですが、実際にやってみると面白かったです。
実際は動きのある被写体になるので、より難しいと思いますが、参考になる方もいると思いますので是非ご覧ください!
この記事の目次
テスト環境、撮影機種
テストには、無印良品のカゴとオウムの人形(トリッピー)を使いました。
後ろにサプリメントの容器を置いて立たせるなど試行錯誤した結果、金網にトリッピーの足を挟み込むことで、座らせることに成功しました。
撮影に使った機種は、古い機種ですが、SONY NEX-3とキットレンズのSEL1855(18-55 3.5-5.6)です。
※ちなみに上記の写真はNEX-3ではなく、EOS 6DとEF35mm F2.0の組み合わせで撮影した写真です。
カメラの設定
カメラの設定は以下のとおりです。
- 撮影モード:絞り優先モード
- 絞り値:F5.6
- シャッタースピード:オート
- ISO感度:400
- 被写体との距離:15cm〜20cm程度
- 金網との距離:0.5cm程度と15cm程度の2パターン
試してみた写真
焦点距離(ズーム)を変えて18mm,28mm,35mm,55mmの4パターンで撮影しています。
まずは、以下のようにレンズの先端を金網にくっつけて撮影したものです。
焦点距離18mm
18mm(35mm換算で27mm)はこのレンズで最も広角な焦点距離です。
まだ金網は消えません。
焦点距離28mm
次は28mm(35mm換算で42mm)です。
35mm換算で42mmは広角寄りの標準域です。
金網はかなり消えて見えます。
インコなどの鳥の全身を写したいときはこの程度が使いやすそうですね。
焦点距離35mm
次は35mm(35mm換算で53mm)です。
35mm換算で53mmは標準域です。
ほぼ金網が消えましたね!
うっすら見える程度です。
焦点距離55mm
最後が55mm(35mm換算で82.5mm)です。
35mm換算で82.5mmは中望遠域です。
さすがにここまで行くと見えません。
が、カゴの中の鳥もかなり大きく写っているので、全身を撮りたいという時は使えませんね!
次はお試しで撮ってみた、金網から離れて撮った場合の写真です。
金網から離れるとこうなる
金網から15cm程度離れて、55mmで撮影してみました。
広角だとかなり写り込んでしまいますが、55mmであれば結構消えています。
まとめ
金網とレンズの距離を目一杯近づけて撮影すると、35mm程度からかなり消えることが分かりました。
インコなどの動く動物はピント合わせの速度も重要なので、こういった撮影テクニック以外にもAF速度の速い機種を選ぶのがいいですね!
ミラーレス一眼であれば、CanonのEOS Mシリーズ(EOS M5,M6,M100)、SONYのαシリーズ(α6500,α6300,α6000)がおすすめです!
その他のおすすめの機種は、おすすめのミラーレス一眼カメラを徹底解説。メーカー別・用途別に分かりやすく紹介!をご覧ください。
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