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子育て、仕事、友人関係、人生悩むことが多いなぁと感じている人は多いのではないでしょうか。
私自身、家に帰れば二児の父であり、旦那であり、会社では係長的な立ち位置で、それぞれに立場において悩むことが多いです。特に人間関係は疲れる…。
そんな悩み多き人生が、たった一つのコツで好転するということがあるかもしれません。
今回ご紹介するのは、「あなたを変えるたった一つの小さなコツ」(野澤卓央 祥伝社)です。
内容としては、著者の言う自分を変える(成長)のための6つのステップ毎にコツが紹介されているものです。
本書を読み、感じたことやセンテンスなどをまとめてご紹介いたします。
この記事の目次
自分を変える6つのステップ
成長する上で大切なのは「学ぶ順番を間違えないこと」だと著者は言います。この考え方はかの有名な7つの習慣でも言っている一足飛ばしに成長することはできないという考えに近しいと感じました。
6つのステップは以下のとおりです。
- 希望を見つける
- 現実を知る
- 自分を知る
- 理想を知る
- 行動する
- 見直す
ステップ1.希望を見つける
ここではまず弱った心を奮い立たせるためのコツが紹介されています。
そもそも成長のための一歩すら踏み出すことのできない暗闇にいる人がそこから抜け出すためのコツです。
- 自分にとっての幸せとは何かを徹底的に書き出す
- 笑う振りをする など
自分にとっての幸せとは何かを書き出すことで、著者は当たり前と見過ごしてきたことが私にとって幸せなことだったことに気づき、それをきっかけに苦しい状況を克服できたといいます。
そして、腹を抱えて笑うだけで辛い気持ちが少し和らぐということも言っています。頭でかんがえて改善しないときは行動から気持ちを引っ張ることも大切だと。
私もこれはその通りだと思います。普段幸せは目の前にあるのに、悩みがあるとそんな大事なものが見えなくなっている。そういうものだと思います。
ステップ2.現実を知る
著者は成長の第一歩は自分を知ることでも、目標を立てることでもない。現実を知ることだといいます。
この現実を知るためのコツとして、そもそも人生においてなんでも思い通りになることなんかないと知ることや、死生観を持つということを紹介しています。
思い通りにならないことに苦しまなくなるコツとして、「人はみんな自由を求める。しかし、自分の意思で生死を自由に扱える人はいない。生まれるときも不自由、死ぬときも不自由。その間に自由があると思うかい?」といった話を紹介されています。
そもそも人生において自由など存在しないことや、物事を自分の都合の良いように見ないようにすることなど、現実を知るために重要な様々なコツをとおし、現実を知るというステップを踏むことができそうです。
ステップ3.自分を知る
このステップでは、できない自分を認め、育てるためのコツが紹介されています。個人的には非常に感銘を受けたコツがありますのでご紹介します。
- できない自分を認めるコツ など
できない自分を認めるコツは「嫌なところを直そうとせず『自分には〇〇というところがある』と受け入れて注意するようにだけする」というものでした。
否定しても苦しいだけでなかなか直らない。まずは自分を受け入れて、認めながら一歩ずつ向上していくことが大切だということです。
今まで自分もなかなかできない自分を認めることができませんでしたが、このコツを知ってからは少し変わってこれたかなぁと思っています。
※その他にもたくさんコツはありますがここでは1つのみのご紹介とさせていただきます。しょうさいは本書を読まれることをおすすめします!
ステップ4.理想を知る
現実や自分を知ったあとは、人生の目標ややりたいことを見つけるためのコツが紹介されています。その中の1つをご紹介します。
- 自分の中に眠る才能を知るコツ など
それはコンプレックスの中を探してみることだと言います。人前で話すことが苦手にも関わらず、文章の腕を上げてナンバーワン営業マンになり、ゆくゆくはベストセラー作家にまでなったひすいこたろうさんのエピソードが紹介されています
人と明るく話せないのなら、無理に話さなくてもいい。しかし、違うやり方で明るく人と付き合える方法を見つけ、その方法を磨いていく。
あなたが見つけた方法は、他のコンプレックスを抱えている人にとっても希望になるんです。
コンプレックスが自分の才能になるかもしれない。コンプレックスを持つのも悪いことではないのかもしれないと思えるエピソードでした。
ステップ5.行動する
ここでは現実を変えるための行動のコツが紹介されています。
あれこれ考えて動けなくならないためのコツや失敗を糧にするためのコツなどがありますが、ここでは仕事ができる人になるコツをご紹介します。
- 仕事ができる人になるコツ など
仕事とは人に仕えること、お客さんに喜んでもらい、満足してもらうためにあるということ。仕事が速かったり、プレゼンが上手だったりすることが仕事ができるということではない。
人のために仕事のできる人というのが、仕事のできる人ということです。
この感覚は非常に大事だと思います。業務が立て込んでくると、目の前の仕事を片付けることに意識が向き、お客さんに意識がいってないことがあります。
分かりづらいだろうなと思いながらもそのまま資料を提出したり…ケアレスミスがあったり…お客さんのためにという視点を持つことが自分を仕事ができる人にしてくれるコツだなぁと感じました。
ステップ6.見直す
最後のステップが「見直す」です。
こちらでは良い方向に変わり続けるためのコツが紹介されています。
変わり続けるために、一瞬一瞬100%を出し切っているかと自分に問いかけることや、付き合う相手は能力よりも信頼性で選ぶ。といったことが重要だということです。
のお気に入りのコツは「慕われるリーダーになるコツ」で、それはあるがままの自分を成長させるということでした。
部下を率いるにはただ一つ、部下に惚れられること。心服されるリーダーになることだ。
人真似せず、あるがままの自分を成長させることが慕われるリーダーになるコツでした。
まとめ
ステップ毎にコツがまとめられているというのは読みやすく、何より実践しやすいと感じました。
パラパラっとめくり、今の自分に合ったコツを読む、そういった使い方もできると思います。
自分に自信を持つ、劣等感に振り回されたくない、努力が続かないといった悩みを持っている方は是非手に取ってみることをおすすめします。
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