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私は本業がウェブ周りのお仕事で、主にSEOやコンテンツマーケティングを担当しています。クライアントの要望は正に直球ど真ん中の「売り上げを上げたい」というもの。
検索エンジンから評価されるコンテンツを作り、検索流入を増やし、見込み客を増やし、売り上げを上げていくための施策を行う。
ただ昨今のSEO対策がコンテンツマーケティングと近くなってきていることで、従来とは少し異なるユーザーからの流入が多くなってきているのも現状です。
すなわち「流入しても購買に繋がらないユーザーが増える」ということです。
クライアントと話していても、こういった状況では従来通りのSEOではなく、「UX(ユーザー体験)を考えた本物の検索エンジン最適化」=「流入の先にあるコンバージョン」を目指すことが求められていると感じます。
と、SEO界隈はそういう風になってきている中、もっと広い枠組みのWEB界隈においても当然のように同じ流れがあり、最近では「グロースハック」という視点が注目されています。
グロースハックは「サイトを育てる」という意味合いに近く、いわゆるPDCAを回してどんどんサービス/サイトを成長させていくことを指してます。
そんな中、yahoo!さんが主催のCAMPFIRE growthhackセミナーが開催されていたので参加してきました。
今日はそのセミナーで聞けてよかったことをまとめます!
この記事の目次
まとめの対象
当日お話をされていた中で、ファッションアプリIQONを運営しているVASILYの方のお話です。
テーマは「グロースハックで一番最初に考えること」
今では100万ユーザーが利用してくれるまでに成長したIQONですが、そこまでの道のりは険しいものだったそうです。
100万ユーザー到達するまでに広告費をどれくらいかけたかというと、なんと「0円」。
グロースハック一本で獲得してきたというから驚きです。
そんなVASILYの方でも、最近になってやっと「最初に何をやったらいいのか」が明確になってきたとのこです。
グロースしてない時期は一つの問いに答えられなかった
グロースしていない時期は、とある問いに答えられていなかった。と語ります。
それは、
あなたの製品は誰のどんな課題をどのように解決したか?
あなたの製品は誰のどんな欲求をどのように満たしたか?
ということです。
いわゆる、PSF(プロブレムソリューションフィット)してるのか?ということ。
確かにその視点は非常に重要ですよね。
誰かの課題を解決してあげたり、欲求を満たしてあげることがサービスの原点ですから。
IQONはPSFしていた
だがしかし、IQONに関しては、PSFしていたようです。
自分でファッションのスクラップを作って遊んだりしている子たちがたくさんいるし、絶対にその子たちの課題解決、欲求を満たせるサービスであったと。
PSFしているのにグロースしなかった。
グロースしなかったのはマーケットが合っていなかったから
ニーズはあるのに、成長しない。
何故だ?と考えると、当時のネット環境が思い浮かぶ。
まだスマホが普及しておらず、各自がパソコンすら持っていない状況。
居間の片隅にデスクトップパソコンが置いてあり、そこでIQONを使っていた。
それでは流行らないよね。と。
その後、市場にiPhone4Sが出てきて、ターゲットをPCからスマホにしたらいけるのでは?と考え、スマホに合わせていった。
これは、PMF(プロダクトマーケットフィット)していったということ。
自分たちのプロダクトをマーケットに合わせていくこと。
それによってIQONは成長のきっかけを掴み、大きく伸びていった。ということでした。
まとめ
グロースハックで最初にやるべきことは、PSFそして、PMF。
流れとしては、こんな感じ。
PSF
↓
PMF
↓
細かい最適化
これを理解してサービス、サイトを作っていくのとそうではないのではグロースの速度が変わりそう。
サービスを成長させるって楽しい!
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